筆談でのコミュニケーションが難しくなってきたときに、状態に応じて色々な文字盤を使ってコミュニケーションを続けていくことができます。
不随意の動きがあるときは、文字盤に穴をあけて段差をつけると、指が引っかかって指した文字に固定できて相手に伝えることができます。
市販のものでは、フィンガーボードという名前で販売されています。
ftf-board.com
人によって指の太さや動かせる範囲が様々なので、その方に合わせたものを作れると良いですね。
軽量で加工しやすい百円ショップなどにあるカラーボードに、印刷した文字盤をラミネートしたものを貼って、穴をあけていきます。
穴あけは、百円ショップで売っているコンパスカッターを使って手作業で作れますが、時間と根性が必要です。
コンパスカッターを電動ドリルに取り付けて使用すると格段に楽になりますが、ボール盤にドリルで開けると更に楽です。プラスチックの穴あけなのでちょっと特殊なブラッドポイント型のドリルを使いました。