新しい年も三が日が過ぎ、皆さまも日常に戻られている頃でしょうか。
東京は思いがけない積雪に、オミクロン株や感染者数の増加といったニュースで、なかなか平常運転できない日々ですが、できることを1つずつ丁寧に行っていこうと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いします。
新年早々の話題は、スイッチでベッドを操作する方法についての情報提供です。
スマートフォンで操作できるので、スイッチコントロールを利用してスイッチ操作が可能です。
ALS患者さんが操作を見せてくださいました。
参考価格は36,000円(税別)だそうです。(株式会社プラッツのTwitterより)
対応するベッドは、ミオレットⅢ、ミオレットⅡ、アスピーノ、P300シリーズ
愛知の福祉用具業者有限会社アイム・エイムの木村さんがFacebookに、miyasuku経由でベッドコントローラを操作している記事をアップされています。
その他には
環境制御装置と組み合わせて使用する赤外線式ベッドスイッチコントローラ
意思伝達装置や環境制御装置と組み合わせて使用する赤外線ベッドコントローラ
などがあります。
ベッドをスイッチで操作したいというご要望はずっとありましたが、改造したリモコンでの操作は危険が伴ったり、コントローラが高額であったりで、なかなかご紹介できないでいました。
今はiPadやiPhoneがスイッチで使えれば、対応するベッドがあるというのは、すごいありがたいなあと思います。
テレビやエアコンはもちろん、様々な機器のリモコンがiPadやiPhoneのアプリとして操作できるようになっています。アプリにさえなれば、スイッチコントロールで使えます。なかなか手軽に実現できなかったベッドのスイッチ操作もより進化していくでしょう。患者さんがご自分でできることをまた一つ取り戻せるのは大いに歓迎するし今後にも期待してます。