コミュニケーション支援ブログ

難病や重度障害者のコミュニケーション支援の情報を集めたブログです

シリーズ~スイッチの適合って? ①誰がやるの?

はじめまして。ブログメンバーとして初投稿になります!私はもともとは筋ジストロフィーやALS、SCD患者さんとたくさん関わる病院で働いておりました。これからシリーズで少しずつスイッチの適合について説明していきますのでよろしくお願いします(^^)/

 

コミュニケーション機器を操作するにあたって、重要なスキルの一つにスイッチの適合作業があります。これは、患者さんの身体機能はもちろん、病態の特性(予後)理解、機器の使用目的と特性、スイッチの特性、介助者への配慮など様々な視点から評価を行い進めていくことが大切となります。ここでは、神経筋疾患患者さんに対して、スイッチを適合する過程で気を付けたいポイントを整理していきます!

 

①スイッチ適合は誰がやるか?

→支援者が実施することもありますが、基本的に病院ではリハビリテーション専門職が実践することが多いです。特に作業療法士は、機器の選定にも関わる機会が多く機能評価を含めた選定を実施していきます。

のちのち話題にでてきますが、だれでも、簡単に、そして同じようにセッティングできれば誰がやってもいいのです。難しいイメージや苦手なイメージを持つ方も多いと思います。私も最初はそんな一人でした(笑)読んでいただいた皆さんが少しでも適合に興味を持って頂き支援する際のヒントになればと思います。では、続きはまた次回....